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会長挨拶 | 日本麻酔科学会2020年度支部学術集会
公益社団法人 日本麻酔科学会北海道・東北支部第10回学術集会
会期
2020年9月5日(土)
会場
札幌医科大学 教育研究棟Ⅰ
会長
山蔭 道明(札幌医科大学医学部麻酔科学講座)
会期
2020年9月5日(土)
会場
札幌医科大学 教育研究棟Ⅰ
会長
山蔭 道明(札幌医科大学医学部麻酔科学講座)
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会長挨拶

テーマ:臨床研究しよう!北からの発信
会長 : 山蔭 道明
(札幌医科大学医学部麻酔科学講座)

日本麻酔科学会北海道・東北支部第10回学術集会を担当する山蔭道明(札幌医科大学医学部麻酔科学講座)です。北海道と東北は,以前別々に支部学術集会を行ってきましたが,2020年度は支部が一緒になってから記念すべき第10回大会となります。会期は2020年9月5日(土),会場は札幌市内の札幌医科大学教育研究施設Ⅰとしました。パラリンピック終盤と重なりますが影響はないと考えています。また,会場は新設された学内施設を利用します。

テーマは,「臨床研究しよう!北からの発信」としました。臨床研究法が改定され,またわれわれを取り巻く急性期医療環境は,働き方改革とは無縁に多忙を極めています。そのため,全国学術集会での一般演題は極端に減少し,学術集会の中心となるべき研究発表が縮小化し,専門医講習会が中心になっているのが事実です。しかし,臨床研究の数が減少することはもちろん,その質も悪くなることは,引いては患者さんが受ける医療の質が向上しないことを意味します。今回は,会員の先生方に広く臨床研究を行ってもらうきっかけとなるような講演等を準備し,また話題となっている臨床テーマについての講演も用意しました。学術集会の成功は一般演題の活発な議論があってはじめて成り立つものと考えています。倫理的に問題のない演題は極力採用しようと考えていますので,多くの会員の演題投稿をお待ちしています。また,若手麻酔科医の学会発表の登竜門としても位置づけられる支部学術集会,そのような場としても活用してくれることを期待しています。

一方,参加点や発表点に加え,他の支部と同様の講習会を用意しています。また,例年同様,周術期管理チームセミナーも行いますので興味のあるコ・メディカルの方々にも是非声をおかけください。初秋の北海道・札幌を満喫していただくのもいいかと思います。他支部の先生でも,「札幌に行って発表してきたい!勉強してきたい!遊んできたい?」という方,大歓迎です!多くのご参加をお待ちしています!